ヒダピオツイン



●興味のある方、共同研究を希望する方(個人、学校、研究会、教材会社等)はご連絡ください。
●本サイトでの記述によって製作されたものに起因する損害は一切保証できません。
●画像はクリックすると拡大できます。
●このページは制作中のため頻繁に改変されます!(2020/10/16)




ヒダピオツインとは

●ライターとマイコンボードを一つのボードに
 これまでのヒダピオシステムのマイコン制御では、ライター(書込み器)にヒダピオ学習回路(またはHIDaspx)、それとは別にマイコンを載せたボード(ヒダピオMボードなど)を採用してきました。これにはこれの良さがありますが、最近のプログラミング学習では珍しい存在となりました。
 ヒダピオツインでは、HIDaspxとターゲットマイコンを一つに載せることにしました。これによりmicro:bitやArduinoボードなどと同様、書き込み器や書き込みケーブルが不要になり、導入が楽になります。


●自作可能
 micro:bitやArduinoボードは完成品を利用することになりますが、ヒダピオツインはキットを購入して自作することが可能です。またファームウェアを書き込むことで、マイコンとファームウェア(プログラム)の関係を容易に理解できます。
 
●micro:bit用機器の利用
 micro:bitと同じ規格のエッジコネクタがありますので、mbAT(エムバット)などmicro:bit用に開発された機器が使用できます。

 


●ブレッドボードでの利用
 ロングピンソケットを利用することで、ブレッドボードを利用しやすくなります。
  
抵抗器に熱収縮チューブをつけて、配線材として利用した例

 
10本のQIピンコードを使った例。右はLEDと抵抗器を一体化したものを使った例

●HIDaspx(ライター)とマイコンボードを分離
 HIDaspxボードとマイコンボードを分離することができます。また分離したHIDaspxボードとマイコンボードを結合してプログラムを書き込むこともできます。

 

○分離したHIDaspxボードの用途
・分離したマイコンボードや、別のマイコンボード(ヒダピオMボードなど)にもプログラムを書き込むことができます

・LEDの点滅など、USB-IOでのパソコン制御ができます。



ヒダピオツインでUSB-IO制御(YouTube動画)

・別のプログラムを書き込むことで、USB接続でキーボードのように、スイッチを押すとキーコードをパソコンに送るHIDkeyboardが作成できます。

 

HIDキーボードの製作(YouTube動画)

hexファイルのダウンロード


●多種類のコネクタやディップスイッチの搭載
 マイコンボードには、Groveコネクタ、ロングピンソケットなど多種類のコネクタや、3連ディップスイッチ、ロータリディップスイッチを載せることができます。


●電源安定化回路の搭載
 マイコンボードには、DCDCコンバータ(3.3Vまたは5V)を搭載でき、安定した電源を確保できます。昇圧型を用いれば電池が消耗しても長く利用可能となります。


●MBステーションとの接続
 さらにMBステーションに接続することで、スピーカーの他、複数のGrove製品を接続、リレー回路の利用、またφ3.5ミニプラグの接続できるなど、できることが多彩になります。

●mbATとの接続
 さらにmbAT(エムバット)に接続することで、信号機のプログラミング学習や電子オルゴールの学習などができます。




ファームウェアの書き込み

 ヒダピオツインの購入時には、HIDaspxにファームウェア(プログラム)が書き込まれていません。利用するには、最初にファームウェアを書き込む必要があります。
  書き込む方法などはメールにてご相談ください。



ヒダピオツインへのファームウェアの書き込み(YouTube動画)



使用できるプログラム

ヒダピオツインのマイコンボードへの書き込みできるプログラムは、多種類あります。ここではヒダピオシステムで使用するものを紹介します。

JA制御ヒダピオ
Arduino IDE
アルドゥブロック for ヒダピオ


●JA制御「ヒダピオ」
ベーシック(Basic)言語でプログラミングしますが、ほとんどがボタンで操作できるため、キーボードが苦手な方でもプログラミングができるフリーソフトウェアです。
詳細は「ヒダピオシステム」内の 「「JA制御ヒダピオ」の使い方」をご覧ください。

ヒダピオツインとBASIC(YouTube動画)

ヒダピオツインでUSB-IO制御(YouTube動画)


●アルドゥブロック(AruduBlock For HIDapio)
Arduino(アルディーノ)のテキスト形式とブロック形式のプログラムが可能です。
詳細は「ヒダピオシステム」内の 「アルドゥブロック」をご覧ください。
※マイコンボード、書込装置(ライタ)の設定をヒダピオツイン用(ATtiny4313、HIDaspx)に変更して使用してください。
※最初だけマイコンに「ツール」→「ブートローダを書き込む」をして、その後プログラムを書き込みます。

ヒダピオツインとアルドゥブロック(YouTube動画)




●電子オルゴール用プログラム
ヒダピオシステムでは、単音のオルゴール、和音のオルゴールを制作するためのフリーソフトウェアがあります。
※単音のオルゴール→JA制御「ヒダピオ」の「電子オルゴール」

ヒダピオツインと電子オルゴール(Youtube動画)

詳細は「ヒダピオシステム」内の 「電子オルゴール」をご覧ください。
※和音のオルゴールmymelo

ヒダピオツインと和音の電子オルゴール(Youtube動画)

詳細は「ヒダピオシステム」内の 「単音/和音オルゴール」をご覧ください。



暫定価格(2021年3月末まで)


JA教育研究会から販売されます。
○セット数が複数になる場合は、送付手数料は1セットにつき100円引きとなります。
○部品価格は税込みです。部品のみの送付手数料は300円を加算します。基礎セット等と同梱する場合は不要となる場合がありますので、メールにてお問い合わせください。
○電子オルゴールセットやラッチ&タイマーセットの方が割安になります。その他のセットをご希望の場合はメールにてお問い合わせください。


●基礎セット
 マイコン(ATtiny2313/4313)にプログラムを書き込むことができます。
 音を鳴らしたりLEDを点滅させたり、入出力をするためには、部品の追加が必要です。
 最初にファームウェアを書き込む必要があります。

完成品価格 \1600(税、送付手数料込み)
キット価格 \1400(税、送付手数料込み)

●追加部品一覧



●電子オルゴールセット
 「JA制御ヒダピオ」で単音のオルゴール、「my_melo」で和音のオルゴールを鳴らすことができます。
 単音/和音切り替えは、スピーカーの位置の差し替えで対応します。
 明るさセンサーとしてCdSが付属します。
 最初にファームウェアを書き込む必要があります。


完成品価格 \2200(税、送付手数料込み)
キット価格 \2000(税、送付手数料込み)
※電源用LED、抵抗の追加 +\50
※電源安定化用コンデンサの追加 +\50
※リセットボタンの追加 +\50
※USBケーブル(A-B)の追加 +\250


 上下に分離して、下半分だけでも電子オルゴールとして利用できます。
また上半分はプログラムの書き込み器として、他のマイコンボード書き込みにも利用できます。分離後に、書込みピンソケットセットの部品を付け加えて上下に重ねることで曲を変えることもできます。


※書込みピンソケットセットの追加 +\100

下半分だけを購入することもできます。また、ヒダピオMボードを電子オルゴールボードとして利用することもできます。

電子オルゴールセットの下半分 \1300(税、送付手数料込み)
ヒダピオMボード \1600(税、送付手数料込み)

電子オルゴールボードにGroveコネクタを取り付け、Grove - Speaker Plusを接続しました。単音のオルゴールで「B1」ピンを使用。かなり大きな音を出すことができます。

※Groveコネクタの追加 +\30
※Grove - Speaker Plus +\1500


●ラッチ&タイマーセット
ミニジャックに接続した外部スイッチからの入力によって、設定した時間ONする装置が製作できます。ディップスイッチで動作の切り替え、ロータリーディップスイッチで8種類の時間を決定できます。


完成品価格 \2400(税、送付手数料込み)
キット価格 \2200(税、送付手数料込み)
※電源用LED、抵抗の追加 +\50
※電源安定化用コンデンサの追加 +\50
※リセットボタンの追加 +\50
※USBケーブル(A-B)の追加 +\250


利用例

※USB連動タップの追加 +\5000(税、送付手数料込み)
※化粧水ボトルスイッチ(ツバ付き)の追加 +\1500(税、送付手数料込み)
※調光タッチスイッチの追加 +\1500(税、送付手数料込み)

 上下に分離して、下半分だけでもラッチ&タイマーとして利用できます。
また上半分はプログラムの書き込み器として、他のマイコンボード書き込みにも利用できます。分離後に、書込みピンソケットセットの部品を付け加えて上下に重ねることでプログラムを変えることもできます。


※書込みピンソケットセットの追加 +\100

下半分だけを購入することもできます。


ラッチ&タイマーの下半分 \1900(税、送付手数料込み)




●MBステーションとの接合
 MBステーション(リレー付き)に接合すると、さらに多彩なことができます。


※MBステーション(リレー付き)の追加 +\1600(税、送付手数料込み)
※化粧水ボトルスイッチ(ツバ付き)の追加 +\1500(税、送付手数料込み)
※Bluetoothマウス(ミニジャック付)の追加 +\2500(税、送付手数料込み)
※パルシャッター(3本ケースタイプ) の追加 +\2500(税、送付手数料込み)


申し込み方法

※「ヒダピオツイン」や「周辺機器」を入手するには、JA教育研究会に発注してください。

数がまとまった場合は価格を割引いたします。ご相談ください。

地元の教材会社を経由する場合は価格が割増となることがあります。ご相談ください。

●メール  にてのみ受注いたします。

●件名及び内容は
○件名「ヒダピオツイン希望」

○名前、住所、郵便番号、連絡先電話番号

○振込先(三菱UFJ銀行、郵便局から選択)
をつけて申し込みください。

○申込内容(分かりやすく)
  ※例…ヒダピオツイン(オルゴールセット)完成品10セット購入希望