★★風力発電★★


風の力で風車を回し、さらに発電機を回して電気を起こす事ができる。
 風力発電には、おもにプロペラ型の風車が使われるが、新式多翼型の風車も使われている。
 風力発電をするうえで困るのは、風の向きや強さが次々に変わってしまう事や、エネルギーを一点に 集めるのが難しい事などです。これらの問題点を解決するためのしくみが、発電装置には組み込まて いて、3000kwを発電する風車もすでに運転されています。



上の図は、中型の風力発電装置の心臓部で、ブレード(翼)とその可変ピッチ機構、発電機、さらに 方位制御用風車から成り立っている。
可変ピッチ機構は、風の強さによってブレードの回転を調節する仕組み、方位制御用風車は風の向きにブレードを合わせるしくみだ。風車の回転は、増速機で一定の回転数まで上げてから発電するようになっている。(この発電装置は最高10kw発電可能)

                        

*風力発電に適した地形*
風は地形の影響で、強くなったり弱くなったりする。風車を効率よく回すためには、風が強くなるような地形を選ぶことが大切だ。
谷間の風を利用する方法
 谷間を吹き抜ける風は、図のように、狭い所に集まるので強くなる。
 地形を変えて、谷間をもっと細くすると、風は更に強くなる。


山頂の風を利用する方法
 山を越えて吹く風は、図のように、山頂で最も強くなる。
  これはベルヌイ効果とよばれる。

*高さと風の強さ*
上空にいくほど風は強い。
 しかし、地上に建物などがあると、風は弱められる。

 

★★地熱発電★★


*蒸気発電法*
地下から蒸気を取り出して、タービンを回す方法。
蒸気は熱水を含んでいるので、汽水分離器で蒸気と熱水を分け、熱水は地盤沈下を防ぐために地下に戻す。タービンを回した蒸気は復水器と冷却塔で水に戻し、蒸気を冷やすときにまた使う。地下から取り出した蒸気は、硫化水素などの有毒成分を含んでいることがあるので、注意する必要がある。又、蒸気の音を消すために、サイレンサー(消音装置)が使われている。

♪♪分かったこと・感想♪♪
今回このレポートを通して分かったことは、自然を利用した発電方法は色々あるんだということです。 図書館に行って、「発電」の本を開いたとき、風力・地熱発電の他にも、海洋発電・波の発電・原子力発電・・・などなど他にも沢山の自然発電の方法が載っていてビックリ☆しました。
迷ったけど、今回は風力・地熱発電の2つを選んでレポートしました。
     【完】
※このレポートの資料などは全て、『学研の図鑑エネルギー』より引用しました。




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