電気の伝わる速さについて

選んだ理由
電気のスイッチを入れたらすぐ電気がついたり、コンセントを入れるとすぐ掃除機がついたりするのは、
なんでだろう?と思って、選びました。

スイッチを入れるとすぐつく電球
家の電気のスイッチを入れると、すぐ電球はつきます。遠くの発電所で起きた電気エネルギ−が、スイッチを入れたとたんに、電線を通って、電球まで伝わってくるのです。電気が伝わるのは、電線の中に、電子を動かそうとする力が働いているからです。この力はとても速く伝わるので、スイッチを入れるとすぐに、電気が流れるのです。

電気の伝わり方
電気を伝えるのに使う金属線の中を、電気が伝わるのは、電子のつぶが動くからです。電流は、この電子の動きですが、1つ1つの電子が導線のはしからはしへと素早く走るわけではありません。左の図で、ボ−ルの支えを外すと、ボ−ルはほとんど同時に動き出します。電気もこれに似ていて、スイッチを入れると、1つ1つの電子はそれほど速くは動かないのですが、全部がほとんど同時に動き出すのです

電気をよく伝える物、伝えない物
真水は絶縁体ですが、塩水は電気を伝えます。このような液のことを“電解液”と言います。

電気の速さ
電気が導線の中を伝わる速さは、1秒間に約30万qという速さです。この速さは、光の伝わる速さと同じです。ところが、電子自体の動く速さは、ふつうは1秒間に1o以下です。だから、電気の伝わる速さというのは、「電気の状態」が伝わる速さのことなのです。

電気について調べてみての感想
電気について調べてみて、まずはじめにびっくりしたことは、電気の伝わる速さが光の伝わる速さと同じだということです。ふだんふつうにスイッチを入れて、電気とかコンポとかテレビとか使っているけど、こんなに速くて、電気はすごい働き者だななんて思ってしまった。電気つける時とか少しそのことを思い出してしまったりした。電気は、電子というたくさんのつぶが、いっしょに走りだすから、はやく伝わってくるんだなということがわかって電気のことについて、少しは理解できたなっと思いました。昔は、速すぎてはかれなかった電気も今では速さも1秒間に約30万qとわかるようになって、日本の技術が年々進歩しているのだなあと思いました。






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